「将来やりたいことなんてない。」
「今の生活に満足がいかない。」
将来何をすれば良いのか、そのために今何をしたら良いのか悩む時期ってありますよね。
でも、ふとした出会いがきっかけで、その後の人生が大きく変わっていくことがあります。
今回は一人の大学生のお話です。 普通の大学生がとあるイベントがきっかけでアフリカに行くことになり、現地で自分のサッカークラブを立ち上げてしまいます。 そんな中込さんのお話は、今何をしたらよいか、将来なにをしたらよいかに、1つのヒントになると思います。
幼少期とサッカーとの出会い
中込さんは、幼少期からサッカーが大好きで、学生時代の全てをサッカーに捧げてきたような少年でした。
小学生の時、2個上の台と同じフィールドでサッカーをするほど当時非常にレベルの高いプレーヤーでした。
ただ中込さん自身、引っ込み思案であったり、サッカーのプレーの時は協調性がない性格を持っていました。
当初の中込さんに待っていたのは、幼い中込さんにとっては受け入れ難い試練でした。
大きな挫折と克服
待っていたのは親の離婚でした。
母についていくことにした中込さんは、家も変わったり、そこから学校も変わったり、多くの環境の変化を経験したタイミングでした。
当時中込さんは小学4-5年生で、自我が芽生え始める頃には大きすぎる試練です。
中込さん自身も人生の中で大きな経験であったと話していました。
そして、その環境に適応していったストーリーがYouTubeの動画では詳しく話されています。そこで、中込さんの人生における学びについて語っています。
そして、その経験を経て、中学、高校と進路を進んでいきます。引き続き、サッカーを続けていった中込さんは、厳しいことで有名なサッカー部のある高校に入学します。
その後、怪我もあったり、しんどい練習に疲弊してしまい、大学ではサッカーをやらない決断をしたのが、高校生時代以降のことです。
中込さんにとって「サッカーをやめる」というのは、非常に大きな決断。覚悟には多くの時間がかかったと話していました。しかし、
「これまでのアイデンティティを捨てて新たなことに挑戦できるチャンス」であると。
母からの言葉がこのように中込さんの考え方を形作っているのです。
「どんなに辛い過去があろうと、それを自分の武器にしてしまえばいい。」
そんな母の言葉が中込さんの視界を晴らしました。
このストーリーは特に印象的で、前向きに捉えるヒントが隠されています。
「嫌なこと、辛いことが起きたときこそ、ポジティブに捉える」
「挫折ほど、自分の人生を語るときに彩ってくれるものはない」
そんな考え方を中込さんは語ってくれました。
アフリカとの出会い
中込さんがアフリカに行ったのは、大学1年生の夏でした。
でも、それまでアフリカに行きたい!とかそういった強い思いは持ってはいませんでした。
むしろ、何がやりたいかなんて当時はわかっていませんでした。
別のプロジェクトがきっかけでアフリカのルワンダというところに行くことを決めたと話していました。
ルワンダ(Rwanda)はアフリカの中央部に位置する内陸国 で、東アフリカに分類されます。赤道に近く、標高の高い山岳地帯が特徴の国です。

こんな場所に位置しています。ここで中込さんの挑戦が始まりました。
そんな中込さんは、「写ルン族」というプロジェクトに参加し、ルワンダに渡航します。
それは、ただの偶然。
少し興味があったから挑戦したという理由でした。

そこに待っていたのは予想もしない出会いでした。
ルワンダでの出会いに衝撃を受けた中込さんは、決心をし、サッカーチームを作る方へ心が動いていきます。
動画では、中込さんがどのようにサッカーチームを立ち上げ、現地の子どもたちの人生を変えていったのか、詳細に語っています。 日本の大学生がどのようにしてそんな大きな一歩を踏み出したのか、ぜひご覧ください!
やりたいことが見つからなくて悩んでいませんか?
中込さん自身も、何がやりたいのかわからないと感じていた一人でした。でも、少し興味を持って踏み出したことがきっかけで道がひらけていきました。
この動画では、彼がどう未知の世界に飛び込み、自分の可能性を切り開いていったのか、リアルなエピソードを語っています。
「何か新しいことやってみようかな」
「自分も何か挑戦してみたい!」
と思い行動してみることが人生を大きく変えることになるかもしれませんね。
「On Your Way」は、 世界中の夢や目標に向かって挑戦する人々にインタビューをしています。それぞれの人生に違った道があり、違った人生があります。
私たちが紹介する一つひとつの物語が、あなたの次の一歩を踏み出す後押しになりますように。
